うっかり者の救世主?

ここ数年でデジタルな決済手段がかなり生活に浸透してきた。EdyやSuicaが電子マネーカードや、それらをケータイで使える「おサイフケータイ」やら「モバイルSuica」、ケータイとクレジットカードを組み合わせたQUICPayやiDなどなど。

しかしどれも「カード」や「ケータイ」を持ち歩く必要があり、持っていないと使えないし、落としたり盗まれたりすると大変な騒ぎになる。実はつい先日、Suica機能付きのクレジットカードを財布ごと落としたばかりなのだが、その時も慌ててカード会社に連絡、カードの利用停止と再発行の手続きを取った。新しいカードが届くまでカード決済は利用できないのでちょっと不便だ。Suicaも使えないし……。

ところが、今回発表されたこの技術は自分の指がクレジットカード代わりとなるのだ。以下リンク先より引用。

日立製作所は、指静脈認証だけでクレジット決済できるシステムの実証実験を、9月1日より自社内で実施する。
(中略)
「指静脈マネー」は、クレジットカードの代わりに指だけでクレジット決済処理を実現。精算時にレジにある指静脈認証装置に指をかざすことで、あらかじめシステムに登録された指静脈パターンと照合し、本人確認とクレジット決済処理をカードレスで行える。

自分の指ならば事故などに巻き込まれて指を失くしたりすることはあっても、「忘れる」「落とす」「盗まれる」ということはまずない。よく忘れ物や落とし物をする俺みたいな奴にはうってつけのアイデアじゃないか。さらにケータイやPCにも指静脈識別デバイスが搭載されれば、オンライン決済も自分の指だけでOK!なんてすばらしい。

この技術が普及すれば「親指はVisa、人差し指はJCBで……」なんてカンジになるんだろうか。そうすると今度はどの指がどのカードになっているのか覚えないといけない。……それはそれで大変そうだなぁ。

tags: ニュース 技術

posted by SHOGO

コメント

プラス暗証番号までいれるのかな?

そしたら、さらに強固になりそうだ。

posted by yu-ri|2007-07-25 23:09:10|

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